繁殖事業

繁殖事業

亀井牧場グループの繁殖事業

亀井牧場グループの繁殖事業

生まれも育ちも、自家牧場。

まる亀こうし牧場を含む亀井牧場グループでは、種付けから出牛(出荷)までを自社で一貫管理する繁殖事業にも力を注いでいます。買い付け時の移動や環境の変化、飼育者が変わることによるストレスを軽減することで、より健康で元気な牛さんを安定して生産することが可能です。

近江の地で生まれ育ち、愛情と手間暇かけて育てられた自慢の牛さんをたくさんの方に美味しく食べていただけるよう、日々努力と研究を重ねています。

#01160頭の母牛
150頭の母牛

たっぷりの愛情と手間暇をかけて、大切に育てています

まる亀こうし牧場を含む亀井牧場グループでは、現在約160頭の母牛を飼育しています。母牛が出産するまでの期間は285日。元気で健康な子牛を産めるよう、たっぷりの愛情と徹底した管理体制のもと大切に飼育しています。

母牛一頭一頭のタイミングを見極めながら行う種付けをはじめ、繁殖の仕事はとても高度な技術を要します。立派な近江牛を生産できるよう、肥育農家としての長年の経験も生かしながら、牛さんの健康管理や飼育環境に細心の注意を払っています。

#02清潔な分娩室
清潔な環境

母牛が元気な赤ちゃんを産むための清潔な飼育環境

母牛は、出産予定日の1ヶ月前になると「分娩室」と呼ばれる個室のお部屋に移動して出産を迎えます。出産後3日間を子牛と過ごし、約1ヶ月かけて体を回復させ元の牛舎へと戻っていきます。

健康な赤ちゃんを産み、順調に体を回復させて再び元気で健康な子牛を産む体に戻れるよう母牛の環境は常に清潔で快適に保たれています。

#03愛情と手間暇
繁殖用飼料

人間の赤ちゃんのように、愛情と手間暇をかけて飼育

まる亀こうし牧場で生まれた子牛は、生後4日目から1人部屋へと移動し、ハッチ飼いとなります。

まる亀こうし牧場のある近江八幡は、滋賀県の中でも雪が多く寒い地域。繊細でデリケートな子牛は、冬場の寒さでお腹を壊して体調不良になることもあるので、防寒着と呼ばれる子牛用の服を着せたりヒーターを入れて体が冷えないように注意します。夏場は換気や熱中症予防のため扇風機を回すなど、一年を通して快適な飼育環境を維持しています。

#04良質な飼料と牧草
愛情

ビタミンたっぷりの青草で、健康な子牛を産める母牛に

まる亀こうし牧場では、ビタミンがたっぷり含まれた良質な青草や栄養豊富な飼料として母牛に与えています。母牛に必要以上の脂肪がついてしまうと、出産の際に子牛がスムーズに産道を通れず難産になったり、受胎しづらい体になったりして、母牛の体に危険を及ぼすことも。母牛の健康を第一に考え、一頭一頭の注意深く観察しながら、飼料や牧草の量を調整します。

生後~7ヵ月までの子牛

まるで人間の赤ちゃんのように、 約10ヶ月、たっぷりの愛情と手間暇をかけて

まる亀こうし牧場で生まれた子牛は、スタッフの手でミルクを飲ませてもらったり飼料や牧草をもらったりしながら、人間の赤ちゃんと同じように大切に育てられます。

生後10ヶ月を迎えると月齢の近い子牛とともに大部屋に移動し、しっかり食べてよく寝て、亀井牧場グループの最高級の近江牛となるべくさらなる愛情と手間暇をかけて育てられます。